私がエンディングプランナー・遺品整理士の仕事を目指したのは、３年前からのことです。
それと言うのも、当時104歳になる祖母と同居しており「いつか おばあちゃんは死を迎えるのだ」と思いましたが、病気をしても ケガをしても そのたび復活してくれる祖母だったので、死というものは遠い世界にしか思えませんでした。

しかし平成27年4月帰らぬ人となってしまいました。突然のことで本当にどうしてよいのかわからず周りの人達の力を借りて、どうにか通夜・葬儀を終えることが出来ました。
その時 思ったのです ”もっと祖母の希望を聞いておけば････”と
104歳 がんばって人生を歩んできたのですから思い残すことはなかったかもしれませんが、私の心には悔やみだけが残りました。
でも亡くなる前日に言ってくれた言葉が「ありがとう」でした。

それから、1ヵ月も経たないうちに父が認知症を発症し、これまたどうしていいかわからず主治医の先生へ相談。
とてもタイミングがよかったのかディサービスを利用させていただいて、1か月間は ”なぜ？どうして？？”の繰り返し。まさか自分の父が認知症になるなんて、大好きで仲良しだった祖母の死まで忘れてしまうなんて････
そんな経験を自分がしてみて、こんな未熟な私でも 何か皆さんの心に寄りそえるのではないかと、エンディングノートを通して生きてきた証しをご自分のため ご家族のために活用していただければと願って、お仕事をさせていただいております。

 

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